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オカメパニックとは?原因・対策・怪我のリスク・愛鳥家さんの体験談も!

オカメパニック・アイキャッチ

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「夜中に突然、オカメインコがバタバタと暴れ出した!」

「オカメインコがケージの中で羽をぶつけて出血してしまった…」

こんな経験はありませんか?

ひとし
ひとし

これらは、「オカメパニック」と一般的に呼ばれているオカメインコによく見られる状況です。この記事では、オカメパニックの原因・対策・応急処置の方法などを解説します。

さらに、実際にオカメパニックを経験した飼い主さんの体験談もご紹介!「うちの子はこうして改善した!」というリアルなエピソードを交えながら、飼い主さんがすぐに実践できる予防策をお伝えします。

パニック症状は、オカメインコ以外の飼い鳥さんにも十分にありえるケースです。オカメインコ飼いさん以外の愛鳥家さんも、ご自身の愛鳥さんに置き換えてお読みください。


この記事を書いた人

かたやまひとし
バードライフアドバイザー2級 / 愛玩動物飼養管理士2級
2011年、文鳥さんをお迎えしてバードライフ沼にどっぷりハマる。愛鳥(オカメインコ)の死をきっかけに、鳥の飼育について学ぶように。2018年より、鳥の飼育初心者の方に向けての情報発信(ブログYouTube)を中心に活動しています。
趣味は、ランニング・読書・野球やバスケ観戦・スパイスカレー作り・台湾茶を淹れること、など


はじめに:オカメパニックとは?

ひとし
ひとし

オカメインコは非常に臆病で、「オカメパニック」と呼ばれる突然のパニックを起こしやすい鳥です。

特に夜間の物音や地震、雷などの環境の変化に敏感で、驚いた拍子にケージ内で飛び回り、骨折や出血といった怪我につながることもあります。

最悪の場合、衝撃による内出血やショックで命に関わるケースも…。

なぜオカメインコだけが頻繁にパニックを起こすのか?

野生で暮らす鳥は、捕食される側の動物です。

捕食者から身を守るために、素早くかつ敏感に反応するように進化してきました。

そのため、飼い鳥であってもちょっとした物音などに対して、驚いて逃げ出すという本能が働きます。

鳥類自体がそのような性質を持っているのですが、なぜかオカメインコは特にその傾向が強く、パニックを起こしやすいのです。。。

人間で例えると・・・過去に強い恐怖体験をした人が、些細な物音や環境の変化にも敏感に反応してしまうのと似ているのかもしれません。

鳥飼い初心者が知っておくべき基本知識

初めてオカメインコをお迎えした方にとっては、『パニック』という言葉自体が恐ろしく、驚きかもしれません。

ひとし
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でも大丈夫です。事前に『オカメパニック』に対する知識があれば、冷静に対処することができます。

知っておくべきポイント
  1. パニックは防げる
    • 適切な環境作りで、発生リスクを減らすことができます。
  2. 発生時は慌てない
    • 飼い主が焦ると、鳥もさらに不安になります。まずは落ち着いて行動しましょう。
  3. 怪我のリスクを理解する
    • パニック時には羽や脚を負傷する可能性もあります。ケージ内のレイアウトを見直すなどの対策が重要です。

オカメパニックの主な原因

ひとし
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オカメパニックは、さまざまな要因で引き起こされます。

特に、夜中の物音や振動、地震や雷、ケージ環境、などが影響することが多いです。

この章では、オカメパニックの主な原因について詳しく解説していきます。

夜中の物音や振動

オカメインコは、特に夜中(ケージが暗い中で)に突然聞こえる物音や振動、光の差し込みなどに対して、極端に敏感に反応してしまいます。

英語ではNight Frights(夜の恐怖)と呼ばれているそうです。(※もちろんオカメパニックは夜だけに限ったものではありません)

ひとし
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オカメパニックが夜間に起こりやすい原因は以下のとおりです。

夜中に起こりやすい原因
  1. 暗闇で視界が悪くなる
    • 何かが近づいているのでは?と危険を感じてパニックを起こす。
  2. 音の増幅
    • 静かな環境では、ちょっとした物音でも大きく聞こえて驚きやすくなる。
  3. 急な明るさの変化
    • 夜中に突然部屋の照明がついたり、車のヘッドライトがケージ内に差し込んでくるとパニックになりやすい。

地震や雷

ひとし
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自然現象が引き金になることもあります。

オカメインコは環境の変化に敏感で、地震や雷のような突然の揺れや光、音に対して、強い恐怖を感じます。

恐怖を感じる自然現象
  1. 地震の揺れ
    • ケージが揺れて驚き、止まり木から落ちることもあります。
  2. 雷の轟音
    • 大きな音と光、場合によっては揺れも伝わり、危機感を覚えます。
  3. 台風などの嵐
    • 強風などによって、部屋の窓が揺れるのも怖がります。
    • もしかすると、気圧の変化によっても何らかの影響があるかもしれません。

ルチノー種はパニックになりやすい??

オカメインコの品種のひとつである『ルチノー種』は、他の品種に比べてパニックに陥りやすいと言われることがあります。

たしかに、ルチノー種はメラニン色素が欠乏しているため、赤目であり、できるだけ直射日光を目に当てないほうが良いのですが、必ずしもルチノー種すべてが視力が弱いとも限らず・・・『ルチノーなのでパニックに陥りやすい』とは言い切れません。

ひとし
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単に飼い鳥としてオカメインコのルチノー種は人気が高く飼育率も高いので、パニックの症例が多いという可能性もあります。




オカメパニックがもたらす危険

オカメパニックに陥ってしまうと、ケージ内を激しく飛び回って網にぶつかったり、放鳥時にパニックが起こった場合は窓や壁などに激突してしまう危険性があります。

その結果、以下のような怪我を負う場合があります。

ケガの種類主な原因症状
出血ケージ内で網などに激突
爪が折れる
羽の根元や爪から出血
骨折・打撲・ねんざ羽を強く打つ
脚をぶつける
飛べない
片脚を浮かせる
くちばしの損傷くちばしをぶつける出血
餌を食べにくくなる

オカメパニックの予防・対策方法

ひとし
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オカメパニックは、事前の対策をしっかり行うことで発生確率をいくらか減らすことができます。

ここでは、夜間のパニック対策から地震や雷からの影響を減らす方法、ケージ環境の工夫などの予防策を紹介します。

ケージ周りを見直す

オカメパニックに陥ると、ケージ内で飛び回って暴れてしまいます。

体をぶつけてしまうのは、ケージの網だけでなく、おもちゃやとまり木などにも。

ケージ内はできるだけシンプルなセッティングにしておきましょう。

ひとし
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ケージ内におもちゃをたくさん設置しない分、放鳥時にはおもちゃで遊んでもらったり、クリッカートレーニングでコミュニケーションを多めに取ることをオススメします。

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ひとし
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また、シンプルに『大きめのケージ』を用意するのもオススメです。

オカメパニックが起きてもケージが広ければ(大きければ)、ケージの網への衝突の衝撃が少しでも減るので、無傷とまではいきませんが多少なりとも怪我は軽減されます。

オカメインコの飼育に適した少し大きめサイズのケージを選びましょう。

ひとし
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オカメインコにおすすめのケージは以下の3種類です。

オカメインコにおすすめのケージ

ちなみにどれもサイズはほぼ一緒ですが『HOEI 465オカメステンレス』『HOEI 465オカメ』は周囲の網目が横線状になっているため、オカメインコが網目をつたって移動するのに適しています。

突然の光や音への対策

ひとし
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突然の光の差し込みや大きな音に敏感に反応するオカメインコのために、対策を考えましょう。

夜中に地震などが起きてオカメパニックに陥ったときに、ケージの中が真っ暗だと暴れた拍子にケガをしやすいです。

ケージカバーの下部分を少し開けて、常夜灯の光でケージ内を少し見やすくするのも良いでしょう。

また、普段から部屋を無音状態にせず、飼い主がいない外出時でもスマートスピーカーなどで小音量のBGMなどを流しておくと、多少ですが突然の音の発生に対しても驚いてしまう可能性が低くなります。

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もしオカメパニックになったら?〜応急処置と病院の判断基準

ひとし
ひとし

オカメパニックに陥ってしまうと、オカメインコは激しく暴れて怪我をする危険性が高まります。

そのためにも、パニックが起きたときの正しい対処法を知っておくことが大切です。

落ち着かせるための対応、ケガのチェック方法、応急処置、病院へ行くかどうかの判断基準について解説します。

落ち着かせるための対応

オカメパニックに陥ったときには、まず飼い主のあなたが冷静に対処することが大切です。

飼い主が慌ててしまうと、オカメインコは余計にパニック状態を加速させてしまいます。

パニック時に飼い主がすべき行動
  1. 慌てず静かに声をかける
    • パニックになっているオカメインコは興奮状態になっています。
    • 「大丈夫だよ」「落ち着いてね」などと、やさしい口調で穏やかに話しかけましょう。
  2. 大きな動きや音を避ける
    • 飼い主の急な動作や物音を立ててしまうことで、オカメインコは余計に驚きます。
  3. ケージに手を入れて捕まえない
    • ケージ内で暴れている最中は、無理に手を入れて捕まえようとすると、さらに興奮してケガのリスクが高まります。
    • 優しく声をかけながら、落ち着くのを待ちましょう。

ケガのチェック方法と応急処置

ひとし
ひとし

パニックが落ち着いた(おさまった)タイミングで、ケガをしていないか確認しましょう。

ケガをしていたときの自宅でできる応急処置を紹介しますね。

出血時の対応

ひとし
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出血箇所によって対応が異なります。

  1. 皮膚からの出血
    • ティッシュやガーゼなどで患部を押さえて止血を試みます。
    • 止血できない場合は動物病院へ。
  2. 羽からの出血
    • 羽(新生羽)を抜くことで止血できますが、自分で抜くことができない場合は動物病院へ。
  3. 爪からの出血
    • クイックストップ(犬用の爪専用止血剤)を使います。片栗粉などで代用もできますが、あまりオススメできません。線香などの火で止血ができるという情報もありますが、危険ですのでやめましょう。
    • また、クイックストップは爪からの出血を止めるためだけのものです。
    • 皮膚などに使用すると化学反応で火傷をする危険性があります。

骨折時の対応

ひとし
ひとし

まず、骨折しているかどうかを確認します。

下のリストに該当する場合、骨折の疑いがあります。

骨折しているかどうかの見極め方
  • 片脚を浮かせている
  • 歩行の様子があきらかにおかしい
  • 飛べなくなった
  • 羽がだらんと下がっている

骨折している場合、自宅でできる処置(対応)はありません。すみやかに動物病院で診てもらいましょう。

病院に行くまでは、放鳥などはせずにできるかぎり安静な状況をつくってあげてください。

オカメパニックを経験した飼い主さんの体験談

ひとし
ひとし

Instagramで募集したアンケート『オカメパニックを経験した飼い主さんの体験談』を紹介させていただきます。

合計14名の飼い主さんからご回答をいただきました!ありがとうございます!

アンケート事項

①はじめてオカメパニックを起こしたのは、生後何歳のときですか?

②オカメインコの品種を教えてください。

③パニックの原因

④パニックが起きたときの状況を教えてください。

⑤パニックへの対策やパニック後の対処法があれば教えてください。

掲載はご応募順です

飼い主さん:pochan.0622

愛鳥さんの名前:ひょっとこ

①はじめてのパニック:6ヶ月未満

②品種:ルチノー

③原因:地震

④状況:

地震が1番多いですが、同居鳥(セキセイインコ)が、おもちゃで遊ぶときの大きな音でびっくりすることもあります。

⑤対策・対処法:

夜間は真っ暗にせず、小さな明かりを付けっぱなしです。

そしてわが家の場合はケージ全てをタオルで覆わず、ケージ前面の半分にタオルをかけています。(パニックになったときに暗闇だと足場がわからず余計にパニックになってしまったことがあり、それから少し明かりが見える状態にしています。)

夜間パニック時はまず明かりをつけるようにしてます。(わが家はほぼ夜間のみです)

やって失敗だった事は、パニック時にケージを開けた事。

良かれと思って抱っこしようと思ったら 本人はそれどころではなく、ケージから飛び出して部屋を飛び回りました。(幸い、怪我はありませんでしたが)

飼い主さん:midori.ito.73

愛鳥さんの名前:やっちゃん

①はじめてのパニック:6ヶ月未満

②品種:ルチノー

③原因:その他(動物病院に連れていく時に普段のケージではない、プラスチックケースに移した時)

④状況:

興奮して羽を勢いよくバタつかせて入れ物の中を身体中あちこちぶつけながら大暴れしました。

⑤対策・対処法:

優しく穏やかに声をかけて、入れ物から慌てて出して落ち着くまで待った。

飼い主さん:yumi2745

愛鳥さんの名前:うみ

①はじめてのパニック:1歳〜2歳未満

②品種:ルチノー

③原因:不明

④状況:

朝、お休みカバーを外したら背中から出血していて、羽が飛び散っていたのでパニックを起こしたのではないかと考えてます。

⑤対策・対処法:

対策としては、お休みカバーをかぶせるときは、全ておもちゃを外す。

羽がケージの隙間に入らないようにビニールカバーでガードする。

日常から、留守にするときは、ラジオをかける。

これを徹底してからは、結構大きな地震がきたときもパニックは起こしていません。

飼い主さん:yumehirari8

愛鳥さんの名前:そらピン

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:ルチノー

③原因:不明

④状況:

真夜中に地震でも無いのに急にケージの中で バタバタと暴れ出した。

⑤対策・対処法:

普段からオカメインコが怖がらない様に大きい音を立てない、知らない人が訪ねて来たりする時(工事業者さんなど、オカメインコのケージの前を通ったりする時等)予め、他の部屋に移動する。

地震が来たら直ぐケージごと抱える。

パニック後の対処法は、直ぐケージに行き 優しく声をかけて安心させる。

飼い主さん:mihobbit8

愛鳥さんの名前:レミー

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:ホワイトフェイス

③原因:その他(飼い主の見慣れないマスク姿(いきなり振り向いた))

④状況:

冬に買い物から帰り、マスクをしたままケージの方を振り向いたら、見慣れないマスク姿&白い布が嫌いなので、パニックを起こした。

初めてのオカメパニックだったので、飼い主もパニックになりケージから出すと、部屋中飛び回り冷蔵庫の裏に落ち、救出するのに掴んだ飼い主の手を思いっきり噛んだ(飼い主と認識していなかった)。

興奮して、目の周りと脚は真っ赤。

その後、壁に激突して床に落ち痙攣。

主治医に電話して指示を仰ぎ、ケージに戻してカバーをかけ、翌日になっても飲み食いできなかったら病院に連れて行くことに。

ケージの中でずっと動かず、目をつぶって震えていて、死を覚悟したが、パニックを起こして24時間後ぐらい(翌日)に粟穂を食べ始め回復した。

⑤対策・対処法:

急な動作や、刺激となるような大きな音、光は避ける。

地震の時はすぐに声がけ。

ケージ内でパニックを起こした時は、なるべくケージから出さない。

飼い主さん:shino1827

愛鳥さんの名前:ポッポ

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:パール

③原因:地震

④状況:

バタバタ飛び回る。

⑤対策・対処法:

パニックがおさまったら、1羽1羽「いい子だねぇ〜大丈夫だよ」って抱っこしてなでなでする。

飼い主さん:yurina_rouge.omochi.melon.crea

愛鳥さんの名前:ルージュ

①はじめてのパニック:2歳〜5歳未満

②品種:ルチノー

③原因:地震

④状況:

基本的には理由が不明なことや地震でなることが多いですが、理由がはっきりわかっているものでは、夜中に他の飼い鳥が立てた音に驚いてオカメパニックを起こしたことがあります。

その時は夜中の1時頃、ちょうど飼い主がインコ部屋の前を通っていた時、ガチャンという音の後、バタバタバタ!とオカメが羽ばたく音が聞こえました。

慌てて部屋を開けたところ、ケージ内で暴れていたため、静かにゆっくり「どうしたの?びっくりしたね、大丈夫だよ」と声を掛けながら近づきました。

羽ばたくのがおさまったので明かりをつけてみたら、ケージにしがみついて目を丸くし、肩で息をしてかなり興奮状態でした。

その時のパニックではすぐ飼い主が駆けたので、骨折はせず、羽から少し流血する程度の怪我でした。

⑤対策・対処法:

・日頃から、ケージ内に余計なおもちゃを入れずシンプルなレイアウトにする

・オカメパニックに遭遇したら、ゆっくり静かに「大丈夫だよ」と声をかける

・飼い鳥が落ち着くまで寄り添う

飼い主さん:maminko_03

愛鳥さんの名前:ゆずたろう

①はじめてのパニック:1歳〜2歳未満

②品種:パイド

③原因:地震

④状況:

地震の地鳴りがし始めた辺りから、鳥籠内でバタバタパニックし始めました。

すぐに放鳥したのですが、前後左右もよくわからないようで壁や家電、家具にもぶつかりながら飛び回ってました。

⑤対策・対処法:

パニックで放鳥する時は、自宅の天井ファンはとめて、巻き込まれないように注意しています。

また、落ち着いた声で声かけ(名前を呼び続ける)をして、安心感を与えるようにしています。(飼い主の思いだけかもしれませんが…)

飼い主さん:ainco966

愛鳥さんの名前:こてち

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:ホワイトフェイス

③原因:地震

④状況:

夜中に地震が起きた事によりパニックになりました。

⑤対策・対処法:

パニックを防ぐことは不可能なので、パニックになった際にケガをしないような対策をしています。

ケージ内は全て、ロープの止まり木を使用しています。

またケージの隙間に羽が挟まったまま暴れることによって、大きな怪我につながるので、周りにおもちゃなどをかけて 羽が挟まる隙間を作らないようにしています。

飼い主さん:Mari.ToMoon

愛鳥さんの名前:クリスピー

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:ルチノー

③原因:その他(他の鳥が急に飛んでくる)

④状況:

他の鳥との同時放鳥中、別の子が飛んでくるとビックリして家中飛び回る。

歩いて近づかれたら大丈夫。

⑤対策・対処法:

少しのストレスはあっていいと思う。

他の鳥達がケガさせないとわかってて、たまーに同時放鳥させている。

ケンカにならないように常に見張っていい距離感を保たせる。

飼い主さん:youko.merarine59

愛鳥さんの名前:ピカ

①はじめてのパニック:1歳〜2歳未満

②品種:ルチノー

③原因:地震

④状況:

ケージの中をバタバタ飛び回ってました。

⑤対策・対処法:

オカメインコが落ち着いたら抱っこして大丈夫だよと撫でてあげます。

飼い主さん:piyopippi_jp

愛鳥さんの名前:すずり

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:ホワイトフェイス

③原因:物音

④状況:

しっかり飛べるようになった頃、インターフォンの音に驚いてオカメパニックを起こし、放鳥中だったため部屋中をやみくもに飛び回りいろいろな壁などにぶつかりそうになって…

最終的に突撃した窓際のカーテンがクッションになり事なきを得ました。

⑤対策・対処法:

インターフォンの音は一番小さく設定しているものの無音にするのは支障があるため、対処療法的ではありますが、比較的高い場所で鳥が着地できるものやスペースを設置しました。

パニックをおこした際、とまれる場所を見つけられずに際限なく上の方を飛び回っていたように見えたので。

そして、普段から遊びの延長でその各スペースにとまる練習をして、飛び回る時の休憩場所として習慣化させました。

また、パニックとまではいかなくても、冠羽を立て体を強ばらせた時などには、落ち着かせる言葉(トーンとリズム)を決めて、ビックリしてる時には必ず同じその言葉を繰り返しかけるようにしています。

飼い主が出かける際に必ず同じ音楽(人間でも落ち着くような静かで穏やかなピアノ曲を小さな音で)を流して家を空けるようにしていて(2時間経つと止まる設定)、それを聴くとだんだん眠くなっていくのがわかるので、パニックが起きた際には声掛けと共に、その音楽を流すのも良いかなと思っています。

かごの中でインターフォンの音を聞いた際は、怖がってはいても暴れることはないため、放鳥時の対策がメインですが、一応激突防止のためオカメのかごの中はおもちゃはほぼ置かずにスッキリとさせ、明るすぎない環境にしています。 (今までオカメインコは4羽飼ってきて、それぞれにかなり違う個性・発見があり、対策は画一的にはできないなと毎回しみじみ感じています🐥)

飼い主さん:中武

愛鳥さんの名前:

①はじめてのパニック:6ヶ月未満

②品種:ノーマル

③原因:物音

④状況:

ドアを閉める音にびっくりすることが多かった気がします。

⑤対策・対処法:

基本的にはパニックがおさまるまで待ちます。そんなに長い時間ではないので。

飼い主さん:まり

愛鳥さんの名前:ひまわり

①はじめてのパニック:6ヶ月〜1歳未満

②品種:ホワイトフェイス

③原因:その他(夜にパニックする、少し部屋に寝るとき用の電気でぼんやり見えますが)

④状況:

夜中にバタバタ音がしてみたらパニックで少し流血してました。

⑤対策・対処法:

大人2歳からパニックを3回くらいし結構な血がついてました。

致死量だけど体力があり2日で回復しやはり夜におこり音か暗闇かでなります。

パニックあと羽をかき血がでて鳥の先生はオカメパニックでかくといい、ネットでエリザベスカラー4グラムの軽いのをつけたらそちらに気がいくのか、2ヶ月以上パニックを起こさなくなりました。

ひとし
ひとし

愛鳥さん、飼い主さんともに恐怖の体験をされたあとは、しっかりとオカメパニックへの対策・対処を講じてらっしゃいますね。

アンケートへのご協力ありがとうございました!

読者のみなさんもとても参考になったのではないでしょうか。

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おわりに

オカメインコは、その愛らしい姿と人懐っこい性格で世界中の愛鳥家さんに愛されています。

しかし、とても慎重で敏感な気質を持つゆえに、『オカメパニック』という恐怖から飼い主さんは愛鳥のオカメインコを守ってあげなければなりません。

パニックを発症する原因の多くは、防ぎようがありませんが、対策や対処法を学ぶことでケガのリスクは大幅に減らすことができます。

とくに、地震大国である日本においては、オカメインコさんと暮らしている飼い主さんの多くは悩まされる問題です。

ひとし
ひとし

ぜひ、この記事を参考に今後も対策を講じ、対処をすみやかにおこなえるようシミュレーションしておきましょうね。

この記事のまとめ
  • オカメパニックは、地震・物音・雷や車のライトの光など予期しない突然のアクシデントが引き金となる。
  • 臆病な性格のオカメインコによくみられる行動。
  • 対策として、広めのケージでの飼育やケージ内をシンプルにして怪我を少しでも軽減させたり、突然の音や光に過敏になり過ぎないように普段から音楽を流したり、就寝時に常夜灯を点けるなど工夫をする。
  • オカメパニックを起こした場合は、慌てずすみやかにケージに近づき、優しく声を掛けてオカメインコを安心させる。
  • 外傷がひどい場合や、体調を崩したり餌を食べなくなったりした場合は、動物病院へ連れていく。