
「ちいさな家族、お迎えしてみませんか?」
もしあなたが、鳥さんとの暮らしに少しでも興味を持っていたり、すでにお迎えしたばかりで「これからどんな毎日が待っているんだろう?」とワクワクしているなら、この記事はきっとあなたのためのものです。
いざ鳥さんとの生活を始めてみると、「えっ、こんな一面もあるんだ!」という驚きや発見の連続なんですよね。
僕自身、鳥さんと暮らし始めてから、生活のリズムや気持ちのあり方、周りの人との関わり方まで、いろんなことが少しずつ、でも確実に変わってきたと感じています。
今回は、そんな僕の実体験も交えながら、鳥さんと暮らすことの「楽しさ」を3つの魅力としてお伝えしたいと思います。
「鳥さんとの暮らしって、実際どうなの?」そんな疑問に、僕なりの答えをお届けできたら嬉しいです。

目次
楽しさ その①:ただ『そこにいる』だけで癒される存在

まず最初にお伝えしたい魅力は、なんといっても「癒し」の効果です。
これは多くの鳥飼いさんが共感してくれることだと思います。
日常のしぐさに心が温まる
鳥さんって、本当に、ただそこにいてくれるだけで、僕たちの心をじんわりと温めてくれる存在なんです。
小さな体、時折聞こえる軽やかな羽音、止まり木の上でのちょこちょことした愛らしい動き。
一生懸命に羽づくろいしている姿や、眠そうにウトウトする表情・・・
どれも特別なことではない、日常のワンシーンのはずなのに、何度見ても飽きないし、心がふっと軽くなるのを感じます。
たとえば、朝。
ケージのカバーをそっと外したときに、鳥さんが「ふぁ〜」っと羽を伸ばして、気持ちよさそうに伸びをする。

その姿を見るだけで、「ああ、今日も元気に起きてくれたんだな」って、心からの安心感と温かい気持ちで一日をスタートできるんです。
心地よいさえずりの効果
鳥さんのさえずりや鳴き声も、最高の癒しです。
人の耳に心地よく響く周波数を持っていると言われていて、まるで自然の中にいるような感覚にさせてくれます。
実際に、鳥さんの鳴き声にはストレスを軽減したり、集中力を高めたりする効果があるとも言われているんですよ。
しぐさで伝わる感情
そして、鳥さんの面白いところは、感情を表情ではなく「動き」や「しぐさ」で豊かに表現すること。
羽をふわっとふくらませてリラックスしていたり、ちょっと不機嫌なときにはくちばしをカチカチ鳴らしたり、甘えたいときにトコトコと歩み寄ってきたり。
その一つひとつの仕草に意味があって、それらを理解しようと観察しているうちに、僕たちの心も自然と和んでいくんです。

まさに、『生きてる癒し』そんな言葉がぴったりだと思います。
楽しさ その②:小さな成長や信頼関係を感じられる

次にお伝えしたいのは、鳥さんとの間に育まれる「信頼関係」です。
「なつくの?」という疑問について
「鳥って、なつくの?」これは、鳥さんと暮らしたことがない方からよく聞かれる質問です。

答えは、もちろん「イエス!」
しかも、ワンちゃんや猫ちゃんとはまた違った、繊細で、じんわりと心にしみるような形で、深い信頼関係を築くことができるんです。
手に乗ってくれた瞬間の感動
僕が初めてお迎えした白文鳥さんの話をさせてください。
お迎えしたばかりの頃は、僕が手を近づけるだけでケージの中をバタバタと逃げ回って、「この子と仲良くなれる日は来るんだろうか・・・」と、少し不安に思ったこともありました。
それでも、毎日優しく声をかけ、焦らずに見守ることを心がけていました。
そして、お迎えして間もないある日のこと。
いつものようにそっと手を差し伸べてみると・・・
なんと、白文鳥さんが自分から、ちょこん、と静かに僕の手に乗ってくれたんです!
あのときの、驚きと、胸がいっぱいになった感動は、今でも鮮明に覚えています。
鳥さんにとって、「人の手に乗る」という行為は、相手を信頼している証。

「この人は怖くない」「安心できる場所だ」・・・そんな気持ちの表れなんですよね。
日々深まる理解と喜び
その日を境に、少しずつ距離が縮まっていくのを感じました。
「この子はちょっと臆病だけど、好奇心旺盛だな」とか、「今日はなんだかご機嫌ななめかな?」とか、日々の小さな変化に気づけるようになっていく。
そこにまた、新しい発見と、関係性が深まっていく喜びがあるんです。

人間同士の関係と同じように、鳥さんとの信頼関係も、ゆっくり時間をかけて、丁寧に育てていくもの。
その過程を一緒に味わえるのは、何にも代えがたい貴重な体験だと思います。
楽しさ その③:暮らしが整い、心がやさしくなる

そして3つ目の楽しさは、鳥さんとの暮らしを通して「自分の生活と心に良い変化が生まれること」です。
毎日のルーティンが『生活の柱』に
鳥さんのお世話は、基本的に毎日同じことの繰り返しです。
朝起きたらケージのカバーを外して、「おはよう」と声をかける。
新鮮なごはんとお水を用意して、ケージの中を簡単にお掃除。
日中や帰宅後に、一緒に遊ぶ時間(放鳥タイム)を作ってあげる。
そして夜になったら、「おやすみ」と声をかけてカバーをかける・・・

この一連の流れが、毎日の“生活の柱”となり、自然と規則正しいリズムを生み出してくれます。
たとえば僕自身、以前は夜更かしがちな生活を送っていました。
でも、鳥さんと暮らすようになってからは、朝、鳥さんが「ごはんまだー?」「起きてー!」と待ちきれずに鳴き声で催促してくるので(笑)、自然と早起きが習慣になりました。
鳥さんの感受性と心の変化
もう一つ、大きな変化は「心の変化」です。
鳥さんって、実は僕たちが思っている以上に、こちらの感情にすごく敏感なんです。
僕がイライラしていたり、焦っていたりすると、それを察知して距離を取ったり、逆に落ち着きなく動き回ったりすることがあります。
でも、僕がリラックスして穏やかな気持ちでいると、鳥さんも安心してまったりしてくれる。
不思議なもので、僕が落ち込んでいるときには、いつもは放鳥タイムに部屋中を飛び回っているやんちゃな子が、そっと肩にとまって、じっとしていてくれることもあるんです。

まるで、「大丈夫だよ」と寄り添ってくれているかのように。
そんな鳥さんの純粋な感受性に触れていると、自然と「この子の前では、いつも穏やかで、やさしい気持ちでいたいな」と思うようになります。
鳥さんに対してはもちろん、周りの人に対しても、以前より少しだけ、優しくなれたような気がします。
おわりに:大変さの先にある、かけがえのない時間

今回は、「鳥さんと暮らす楽しさ」として・・・
- ただ『そこにいる』だけで癒される存在であること
- 小さな成長や信頼関係を感じられること
- 暮らしが整い、心がやさしくなること
この3つの魅力をお話ししてきました。
もちろん、鳥さんとの暮らしは楽しいことばかりではありません。
病気になったときの心配や、毎日のお世話の手間、旅行や長期の外出がしにくくなることなど、大変な側面もあります。
でも、それらを差し引いても余りあるほどの喜びや、「ありがとう」と感じる瞬間が、毎日の暮らしの中にたくさん散りばめられているんです。
鳥さんは、人間の言葉を話すことはできないかもしれません。
でも、彼らは彼らなりの方法で、ちゃんと気持ちを伝えてくれます。
小さな声、小さな動き、つぶらな瞳。
その一つひとつに込められたサインに気づけるようになったとき、僕たちの心も、もっともっと豊かになっていくのではないでしょうか。
これから鳥さんをお迎えしようと考えている方にも、すでに鳥さんとの素敵な毎日を送っている方にも、今日のお話が「ああ、わかるなぁ」「なんだか楽しみになってきた!」と感じるきっかけになれたら、僕にとってこれ以上嬉しいことはありません。
