文鳥の雛をお迎えするにあたって、どんな餌を与えれば良いんだろう?という疑問にお答えします。
ひとし

餌は何を与えればいいの?
文鳥の雛には成長に合わせて「パウダーフード」や「あわ玉」をお湯で溶かしたものを与えます。文鳥の雛は本来この時期に親鳥から口移しで餌をもらいますが、お迎えされた文鳥の雛は下記で紹介している「フードポンプ」というシリンジや「育ての親」というスポイトで人間から餌をもらいます。この行為を「挿し餌(さしえ)」と言います。
ひとし
【挿し餌の作り方(生後2週齢)】
- パウダーフードと温水(40℃)の割合が3:7を目安に混合します。(パウダーフードのメーカーによって割合が異なる場合があります。注意書きを確認しましょう。)
【挿し餌の作り方(生後3週齢以降)】
- あわ玉小さじ1杯に対し、2倍量のお湯を浸します。
- 40℃くらいまで冷まします。
※餌が冷えてしまうと食いつきが悪くなります。湯煎をするか適温の挿し餌を作り直しましょう。
※菌が繁殖してしまいますので、挿し餌は作り置きせず毎回新しく作ってください。
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KAYTEE(ケイティ)
与える回数と量は?
(挿し餌を食べ終えてそ嚢(そのう)が膨れている文鳥のラムネくん)
2週齢では8時〜20時にかけて2時間おきに6〜7回挿し餌をします。
3週齢以降では1日大体5〜6回挿し餌をします。
1回に与える量は決まっていませんが、満腹に近づいて食いつきが少し落ちるくらいのタイミングで挿し餌を終えます。
挿し餌から一人餌への移行
生後1ヶ月〜2ヶ月くらいの間に、挿し餌から一人餌(自分で餌を食べることが出来ること)への移行を促しましょう。乾燥しているあわ玉をプラケースの床に撒いて、文鳥の雛がついばんで食べるかどうか観察しましょう。撒いたあわ玉を一人で食べるようになってきたら、徐々に成鳥用の餌(ペレットやシード)にも慣らしていくようにしましょう。
文鳥に限らず、鳥の雛を飼育するには日中にも挿し餌のお世話が必要です。とても可愛らしい雛ですが、自分の今のライフスタイルでお世話をすることが本当に可能かどうかよく考えてからお迎えをしましょう。
ひとし
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