オカメインコの爪切りについて
野生の鳥の場合は、木や石などによって自然と爪が研がれますが、飼い鳥の場合は定期的な爪切りが必要です。
爪が伸びすぎると、カーペットや飼い主の服などの布やケージの網などに脚を引っ掛けてしまい、思わぬ事故につながることがあります。
我が家のオカメインコ、ポテトくんの爪切りの様子をご紹介します。
- 爪を切るためのニッパー
- 出血させてしまった場合の止血剤
- (爪切りや保定を極端に怖がる場合は)顔に被せる手ぬぐいやハンカチなど
オカメインコの爪切りにおすすめなニッパーです
画像ではよく分からないかもしれませんが、ポテトくんの爪はかなり伸びていました。
僕の肩に止まったときに、洋服に爪が引っかかってしまうくらいです。
すこし危険な状態です。
ひとし
優しく声を掛けながら、かつ速やかに爪切りは行いましょう。
僕の場合、手が小さい(親指から小指までピアノ1オクターブぎりぎり)ので一人での保定と爪切りが難しく、基本は恋人に手助けしてもらいます。
一人が鳥の体を保定し、もう一人が爪をニッパーで切ります。
(爪を切る前)
(爪を切った後)
ひとし
ポテトくんは爪の色が黒く血管が分かりません(爪が半透明で血管が分かりやすい鳥もいます)。ポテトくんの場合、爪の先端を 1mm 〜 2mm 切っています。
どの辺りまで切って良いのか不安な場合は、最初はお医者さんやペットショップなどで指導を受けることをおすすめします。
下記のような対処法があります。
いずれもまずはティッシュなどで血を拭き取ったあとに、
- 止血剤(粉末) → 人間の指先で止血剤をつまみ取り、出血箇所に塗ります。
- 小麦粉 → 出血箇所に小麦粉をつけます。
※爪切りによる出血の止血法です
上記の止血剤は犬・猫用として販売されていますが、インコなど鳥の爪切り時にも使用出来ます。
ただ、量が多いので鳥友さんがいる場合は、共同で購入するのも良いでしょう。
僕がお世話になっている動物病院では「止血剤を分けてほしい」旨を伝えると、こちらの商品を小分けにして 1g / 500円 ほどで販売してくれました。
鳥専門の動物病院ではこのように止血剤を小分けにして販売してくれる場合もありますので、かかりつけの動物病院で聞いてみてくださいね。
また、こちらのショップでは鳥の爪切りに使える止血剤を小分けにして販売しています。
ひとし
ポテト
爪切り後は放心状態になったり、飼い主に向かって敵意を向けることもあります。
落ち着くまでは優しく声を掛けるくらいで、干渉しないようにしましょう。
ポテトくんは爪切り後、しばらくすると爪切りショックから立ち直りいつものように歌を唄ってくれるようになります。