ひとし
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ことりカフェ巣鴨は「おばあちゃんの原宿」こと東京は巣鴨にある、小鳥を眺めながらお茶や食事が出来るカフェです。
都営三田線巣鴨駅のA3出口から徒歩5分、JR巣鴨駅正面口からは徒歩10分ほど。
とげぬき地蔵尊で有名な高岩寺(こうがんじ)のすぐそばです。
ピンクを基調としたやさしい暖色の外観が店内の雰囲気をすでにほんのりと醸し出していますね。
スタンド看板に描かれているのは、白文鳥、キンカチョウ、桜文鳥といずれも「フィンチ」と呼ばれるスズメ目の鳥です。
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ことりカフェ巣鴨に入店すると、目の前には店内の大部分を占めるガラス張りのバードルームが視界いっぱいに広がります。
この画像は店内正面からの画像ではありませんが、その光景はまさに壮観です。
スタッフさん曰く、2019年9月現在、訳70羽もの鳥さんたちがこのバードルームの中で暮らしているそうです。
しかもフィンチばかりなのです!
フィンチとは・・・
ヒワ類などの小鳥。また、外国産のベニスズメ・キンカチョウなどの小鳥。
出典 小学館デジタル大辞泉
鳥綱スズメ目の小鳥のうち種子食、穀食に都合よく進化した、じょうぶな円錐(えんすい)形の嘴(くちばし)をもつアトリ科、カエデチョウ科の鳥に共通して用いられる英名。アトリ科ではアトリ属、ヒワ属、マシコ属、ウソ属、カエデチョウ科ではクロキンパラ属、コウギョクチョウ属、キンセイチョウ属、セイコウチョウ属、アサヒスズメ属などに多く使用されている。ズアオアトリのchafinch、カワラヒワのgreenfinch、キンカチョウのzebrafinch、セイコウチョウのparrotfinchなどがその例である。また、飼い鳥としては、ベニスズメ、キンパラのように安価なものを並フィンチ、ヒノマルチョウ、コウギョクチョウなど高価なものをさして高級フィンチなどとよぶことばもある。[坂根 干]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キンカチョウ
- 文鳥
- 十姉妹
- カナリア
- コキンチョウ
- ヒノマルチョウ
- カノコスズメ
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(※店内の鳥さんの撮影は可能ですがフラッシュは禁止されています)
いちばん多いのはキンカチョウ。
ブゥブゥと鳴きながらバードルーム内を飛び回ったり、寄り添ったり。
ふとバードルーム内のテーブルを見ると・・・
文鳥さんたちが大集合。
文鳥会議が開催されていました。
こちらはまだ幼い十姉妹さん。
ふたりで仲良く身体を寄せ合っていました。
カラフルなカナリアさんたちもぴょんぴょんと歩きながら餌をついばんでいました。
ちなみにオレンジ色の子の名前は「エビチリ」ちゃんだそうです。
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こちらの色鮮やかな鳥さんはコキンチョウ。
飼育の難易度が少々高いことから、なかなかペットショップでも見かけませんよね。
もちろん、鳥カフェでコキンチョウを見ることができるのも珍しいです。
先程ヒルナンデス でご紹介いただいたコキンチョウのビールちゃんです🍺❤️
ルームインの際には手からごはんを食べてくれることもあります😋#ことりカフェ#ことりカフェ巣鴨店 #巣鴨#鳥 #bird #コキンチョウ #ビールちゃん #愛鳥週間 pic.twitter.com/gwwjD16y2W— ことりカフェ巣鴨📪8/19 tomoco原画展 開催! (@kotoricafe_sgm) May 11, 2018
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緑のボディに赤いお顔が印象的なヒノマルチョウも、鳥カフェやペットショップでなかなか見かけない鳥さんです。
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一見、小さなフクロウやペンギンのようにも見えるカノコスズメ。
顔と胸元に縁取られたラインが特徴的。
バードルーム内は適度な数のとまり木やつぼ巣、ところどころに鳥さんの餌や水浴びや飲水用の水が入ったお皿がセッティングされています。
清掃が徹底されているのでしょう、70羽の鳥さんたちが生活している割にはバードルーム内の床なども糞にまみれているような様子もありません。
鳥カフェですので、もちろん料理やドリンクも用意されています。
注文したフレーバードティーは可愛らしい鳥さんとお花の柄の食器で淹れて頂きました。
どこからフォークを入れるのか悩んでしまうほど可愛らしいことりドーナツ。
巣鴨という土地柄ならでは(?)のあんみつも。
他にもケーキやオムライス、スープのセット、ピザなど。
コーヒー、紅茶、アルコールも用意されています。
ことりカフェ巣鴨に遊びに来たら、ぜひ体験していただきたいのが『ルームインサービス』です。
なんと、70羽もの鳥さんたちが暮らしているバードルーム内におじゃまして、夢のもふもふ体験ができるのです。
ルームインサービス:ひとりにつき 5分 / 500円(延長も可能)
入室時にはバードルーム内での注意点をスタッフさんが説明してくれ、鳥さんたちに与える餌(シード)が手渡されます。
また、入退室時にはスタッフさんがきちんと消毒処理をおこなってくれます。
ことりカフェ巣鴨は時として『ことりバー』へがらりと様相を変えます。
まずはこちらの動画をご覧ください。
薄暗く雰囲気のある照明に調整されたバードルーム。
昼間とはちょっと違うおやすみ前の鳥さんたちの様子を眺めながら、お酒と料理も楽しめます。
お酒に詳しくない方でも、店鳥(てんちょう)さんがあなたにおすすめのカクテルを作ってくれるそうです。
ことりバーは月に一度のペースで開店。
来店前のご予約がおすすめです。
(※ことりバーの環境づくりについての記事はこちら)
僕たちが訪れた日は店内でイベントが開催されていました。
ことりカフェ巣鴨では毎月なにかしらのイベントが開催されているとのこと。
ことりカフェは東京に3店舗、大阪に1店舗あります。
ことりカフェ上野本店と吉祥寺は株式会社ことりカフェが運営、巣鴨は株式会社バードモア、心斎橋は株式会社エクシードジャパンがそれぞれ運営しています。
- 国内最大級のバードルームでもふもふ体験ができる
- 70羽もの鳥さん(フィンチ種)に会える
- 鳥さん柄の食器で食事やお茶を楽しめる
- 不定期に開店する夜のことりバーで大人のことりカフェを
- ワークショップや個展などのイベントも毎月開催