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オカメインコに最もおすすめなケージ【HOEI 465オカメステンレス】

成鳥のオカメインコをお迎えするのですが、オカメインコに適したおすすめのケージってありますか?どのようなポイントを押さえてケージを選べば良いのでしょうか?

ひとし
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オカメインコの大きさに適したサイズはもちろん、手入れのしやすさ、オカメインコの特性などを考慮して、おすすめのケージをご紹介しますね。


一番おすすめのケージは『HOEI 465オカメステンレス』

ひとし
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結論から先に言うと、オカメインコに一番おすすめのケージは『HOEI 465オカメステンレス』です。

出典:豊栄金属工業株式会社(HOEI KINZOKU KOGYO CO., LTD.)
ひとし
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HOEI 465オカメステンレス』のメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット
  • オカメインコの体長に合わせた充分な広さ
  • 網の形状が横タイプ
  • ステンレス製
デメリット
  • 価格が高め
ひとし
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次のセクションでは【オカメインコのケージを選ぶときのポイント】を解説します。『HOEI 465オカメステンレス』をおすすめする理由が分かると思います。


オカメインコのケージを選ぶときの3つのポイント

我が家のオカメインコ用のケージ(HOEI465インコ手のり)にオカメインコのリンゴくんが入っている
ひとし
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オカメインコのケージを選ぶときは以下の3つのポイントを押さえていればOKです。

①サイズは広いほど良い

成鳥のオカメインコの体長は約30センチ前後。飼い鳥のなかではオカメインコは中型という位置づけで分類されます。ですので、ケージを購入する際はオカメインコの体長を考慮したサイズのものを選ぶ必要があります。
当たり前ですが、元々鳥は自然界においてはケージの中で暮らしている動物ではありませんので、ケージは広ければ広いほど自由でストレス無く生活が出来ます。ただ、海外はともかくここ日本においては家や部屋の大きさ自体に制限がある場合がほとんどですので、下記のケージサイズを目安に購入の検討をしてみましょう。

ケージのサイズ目安(一辺の長さ)
  • 小型の鳥:35センチ以上
  • 中型の鳥:45センチ以上
  • 大型の鳥:50センチ以上

広さや大きさをケージ選びのポイントとして挙げるのにはもう一つ理由があります。オカメインコは、夜中などに突然ケージ内で暴れてしまう『オカメパニック』という行動を起こすことがあります。原因は地震や物音、光などの予期しないアクシデント、これらがパニックの引き金となります。
ケージ内で(しかも夜中など真っ暗な状態で)暴れてしまうことで、設置されている止り木やおもちゃ、餌箱、ケージの網に身体をぶつけてしまい、出血したり風切羽がごっそりと抜けてしまったり
ケージが数センチ広かったからといって、これらの怪我が格段に防げるようになるわけではありませんが、やはり少しでもその危険性を回避したり軽減するために出来るだけ広いケージをおすすめします。

オカメパニックによって羽根が抜けてしまったオカメインコのポテトくんと血のついた羽根

②網の形状は横タイプ

サザナミインコのくるみちゃんのケージ側面

上記の画像は我が家のサザナミインコ、くるみちゃんのケージを側面から撮影したものです。日本で販売されているケージの多くは、正面も側面も網が縦に掛けられているタイプがほとんどです。
しかし、インコなどの鳥のほとんどはケージの網を脚でつかんで移動をする際には横移動がほとんどなのです。縦に掛けられている網だと体重によって、自然と下方へズルズルと落ちてしまいがちです。
販売されているケージの中には、その鳥のケージ内での移動の特徴を活かすために下記画像のケージのように左右の側面と背面が横に網を掛けてあるタイプのものがいくつかあります。これならケージ内の移動もスムースです。

出典:豊栄金属工業株式会社(HOEI KINZOKU KOGYO CO., LTD.)

③材質はステンレス

ステンレスのイラスト

ケージの材質はステンレス製をおすすめします。
鳥用ケージの中には防錆対策として亜鉛メッキ処理を施しているものがありますが、劣化によって亜鉛メッキが剥がれてしまい、それを口にした鳥が亜鉛中毒症を発症することがまれにあります。そのような事故を防ぐためにも、ステンレス製のケージをおすすめします。
また、ステンレス製のケージには掃除がしやすいという利点もあります。ステンレス製のケージの網は、こびり付くフンなどの汚れも簡単にスルスルと拭き取ることができます。日々のこまめなお世話を少しでも軽減させて、飼い主の負担を減らすことができます。

ひとし
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これら3つのポイントをしっかりと押さえているケージが『HOEI 465オカメステンレス』というわけですね。


少し安価な『HOEI 465オカメ』もおすすめ

お金が飛んでいくイラスト
ひとし
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とはいえ『HOEI 465オカメステンレス』は他の同サイズのケージよりも価格が高めなので、少し躊躇される方もいらっしゃると思います。実はHOEIのケージのラインナップには『HOEI 465オカメステンレス』と同サイズで形状もほぼいっしょの『HOEI 465オカメ』というケージもあります。こちらは、素材がステンレス製ではなく、銀色メッキ処理されたケージという点が大きな違いです。ステンレス製と比べてしまうと、劣化や銀メッキの安全性について心配なところもありますが、HOEIの公式サイトには下記のような記載があります。

HOEIの銀メッキ製品は亜鉛メッキ後の処理に三価クロムを使用しております。

業界に先駆けて、鳥・動物に無害であり、環境にもやさしいメッキ処理を導入しておりますので、ご安心してお使いいただけます。

出典:HOEI公式サイト「よくあるご質問」
ひとし
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なにより、銀色メッキ処理のケージでも日々の掃除や定期的な丸洗いなど、きちんとメンテナンスをしていれば充分に長く使用することはできます。


まとめ

今回はオカメインコのケージ選びについて、おすすめの『HOEI 465オカメステンレス』をご紹介しながら解説をさせていただきました。
飼い鳥としてのオカメインコの寿命は15年ほどが平均ですが、長生きする個体は20年以上生きることも。長く生活をすることになるであろうケージは、鳥にとって安心して心を落ち着かせることができる場所でなくてはなりません。
オカメインコに限らず、鳥のケージ選びに際しては『充分な広さ』『安全性』『使いやすさ(メンテナンスにおいて)』を考慮して慎重に検討をしましょう。

ひとし
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あなたと愛鳥さんのバードライフがより良いものとなりますように。それでは、また。バードライフアドバイザーのかたやまひとしでした。