サザナミインコってあまりペットショップでも見かけないんだけど、どんな鳥なのかしら?性格や鳴き声の大きさ、平均寿命も気になるなぁ。
目次
生息地
サザナミインコは中央アメリカから南アメリカにかけての山岳地域の暗い森林に生息しています。
普段から数十羽の群れで生活し、繁殖期にはさらに大規模な群れをつくります。
涼しい高地で生活をしているため、寒さには比較的強く暑さに弱いと言われています。
あくまで野生のサザナミインコでの話ですので、飼い鳥としてのサザナミインコが必ずしも寒さに強いわけではありません。
冬の温度管理についても他の飼い鳥などと同様に気をつけてあげましょう。
また、他の飼い鳥より暑さに弱いようですので、夏の温度管理にも注意しましょう。
大きさと体重
サザナミインコの体長は15センチ前後です。
文鳥よりもすこし大きく、セキセイインコよりはすこし小さい。
オカメインコのちょうど半分くらいでしょうか。
体重は45g〜55gです。
ちなみに我が家のサザナミインコ、なすびくんは体長14センチで体重が42g〜45gとすこし小柄、くるみちゃんは47g〜50gと標準的な体重です。
性格
サザナミインコをお迎えするにあたって、僕はGoogleで「サザナミインコ 性格」などのキーワード検索をしました(サザナミインコに特化した飼育本は国内では出版されていない為、ネット上で飼育情報を集めました)。
すると、ほとんどのサイトで「おとなしい」「穏やか」「温厚」「動きがゆっくり」「強く噛まない」という何とも飼い主を喜ばせるような文言が数々見受けられました。
しかしながら、我が家にお迎えしたなすびくんの場合。。。
「にぎやか」「荒い」「短気」「動きが激しい」「強く噛む」という何とも飼い主を悩ませるやんちゃ坊主っぷり(笑)。
そんななすびくんのやんちゃっぷりに最初は手を焼いていましたが、2歳になった頃から少し落ち着いてきました。
というよりも、クリッカートレーニングなどを通じて、なすびくんとのコミュニケーションの取り方を飼い主の僕が理解し始めた感じです。
サザナミインコに限った話ではありませんが、鳥の性格は個体差があります。
また、コミュニケーションの取り方ひとつで飼い鳥との気持ちの距離は近くも遠くもなりますよ。
鳴き声
サザナミインコの鳴き声は少し独特です。
口の中でもごもごと言っているような、こもった感じの鳴き声を発します。
普段こもった感じで音量は小さいのですが、呼び鳴き(飼い主の姿が見えなくなると騒いで鳴く)をするときの音量は結構大きいです。
住環境によっては、念の為アクリルケージ(アクリルケース)で防音対策をしたほうが良いかもしれません。
インコの飼育本などにも『サザナミインコは、比較的鳴き声がおとなしい』と記載されていることが多いですが、個人的にはそんなことはないと感じています。
また、おしゃべりや歌は決して上手ではありませんが、覚える子もいます。
ちなみに我が家のなすびくんは、自分の名前や僕が教えた短いフレーズの口笛のメロディー、iPhoneのカメラのシャッター音などを真似るのが得意です。
特にシャッター音のものまねは上手です。
くるみちゃんは「ぴーぽぽ!ぴーぽぽ!」と可愛らしい鳴き声で僕を呼んでくれます。
平均寿命
飼育下におけるサザナミインコの寿命は約10年前後です。
もちろん、個体差がありますのでそれ以上長生きすることもあります。
自分のライフプランと相談して慎重にお迎えしましょう。
魅力