▷鳥を飼うデメリット〜お迎えをする前に◁

鳥を飼うデメリット

鳥さんを飼いたいなって思っているんですが、TwitterやInstagramではかわいい鳥さんの姿ばかり投稿されていて、実際にどのような飼育をされているのかが分かりません。きっと鳥さんを飼うメリットがあればデメリットもあると思うんですが・・・
僕のブログでもいつも鳥さんの可愛さや賢さを紹介していますが、確かに鳥さんとの暮らしは良いことばかりではありません。今日は鳥さんを飼うデメリットについてお話しようと思います。これから鳥をお迎えしようと考えている方の参考になれば幸いです。

ひとし

お世話について

毎日の掃除が大変です

鳥のケージ内には、大量のフンや餌の食べ残し、シード(種餌)の殻などが飛び散り、一日で結構汚れてしまいます。季節問わず、衛生面を考慮して毎日のケージ内の掃除は必須です。フンが散乱した敷き紙の取替え餌箱の掃除水入れの交換などは毎日行いましょう。ケージの丸洗いも定期的に行うのが望ましいです。

放鳥タイムが必要です

鳥をずっとケージの中に入れて鑑賞するだけの毎日。。。「小動物だから餌と水さえ与えれば十分だろう?」なんてとんでもないことです。一日に数十分でも良いです。ケージの外に放鳥してあげましょう。飼い主は、朝から夜まで会社や学校で人と接し、いろいろな体験をし、自分の意志で生活をコントロールすることが出来ます。しかし、鳥は飼い主が居ない間、部屋のケージの中でずっとひとりで飼い主の帰りを待ち続けるだけ。やっとやっと飼い主が帰宅しても、疲れた飼い主はさっさとご飯を食べ、お風呂に入って就寝。。。これでは鳥のストレスは溜まるばかりです。鳥はストレスが溜まったり、退屈で相手にしてほしくなったりすると、飼い主の気を引こうとして毛引き(自分で自分の羽根を引き抜く行為)をしてしまいます。毛引きから出血、感染症。。。最悪のケースになることも。鳥はいつも飼い主を見ていますし、そばにいたがるものです。また放鳥には運動不足を解消する効果もあります。肥満防止のためにも毎日放鳥タイムを設けることをおすすめします。

どこにでもフンをします

鳥は(外敵から身を守るため)いつ何時でもすぐに飛べるように、常に身体を身軽にしておこうと頻繁にフンをします。残念ながら鳥はトイレのトレーニングはほぼ不可能だと思ってください(大型の鳥はトレーニング次第である程度可能とも言われています)。ケージの中はもちろん、放鳥中もいろんなところで次々にフンをします。テーブル、カーペット、布団、電子機器、飼い主の服、飼い主の頭、カーテンレールなどなど。。。僕はマグカップのお茶を飲み干したら、底にフンが残っていた。。。ということもありました。「またまた、こんなところに?しちゃって〜(笑)」と笑って許すことの出来る寛容さが必要です。



鳥の特性について

鳴き声が大きい子もいます

鳥の種類によってはびっくりするくらい大きな声で鳴く鳥もいます。身体が大きな鳥のほうが鳴き声は比例して大きくなりますが、小さな身体の鳥でも呼び鳴き(飼い主の姿が見えなくなると騒いで鳴く)は結構大きかったりします。おしゃべりの得意な鳥(セキセイインコなど)は、日中ずっと飼い主に向かって話しかける子もいます。鳥のかわいいさえずりを聞きながら紅茶を飲みたい。。。もちろん、そんなひとときも楽しめますが、ギャーギャー鳴き叫ぶ鳥たちに囲まれてリラックスが出来ない、勉強や仕事がはかどらないということも日常茶飯事だということを頭に入れておいてください。

噛み付くこともあります

鳥には鋭利なくちばしがあります。気に入らないことがあったり、身の危険を感じたときには相手がいつもお世話になっている飼い主であろうと、大人だろうと赤ちゃんだろうと噛み付きます。とくに、爪切りなどで保定(鳥を手で握って固定)するときなどは、逃げようと必死になって指に噛み付いてきます。本気で噛まれると流血することも珍しいことではありません。噛み付かなければならない理由があるんです。そこを理解してあげて、流血させられても許すことが出来ますか?

長生きします

鳥は小動物ということで、寿命についてとくに考えずにお迎えをしようとしていませんか?

  • 文鳥、十姉妹、キンカチョウ、セキセイインコなどの小型の鳥・・・7年〜10年
  • オカメインコなどの中型の鳥・・・15年〜18年
  • ヨウムやオウムなどの大型の鳥・・・50年〜

飼い主のライフイベントの節目節目を軽くまたぐくらいの寿命があります。将来結婚をするパートナーが鳥のこと苦手な人かもしれませんよ?海外赴任の可能性は絶対にありませんか?そもそもあなたはあと何年くらいの寿命でしょうか。。。(それは誰にも分かりませんが)

鳥を手放さなければならないとき、飼い主にはお別れする心の準備が出来ます。しかし、鳥にしてみたら、ある日突然飼い主も環境も失ってしまうのです。とんでもない喪失感で、譲り受けた先の施設や新しい飼い主に慣れず食欲が落ちてしまい体調を崩したり、ずっと大きな鳴き声で飼い主を呼び続けたり。。。

この子の生涯を責任持って見届けることが出来るのかしっかりと考えてから、お迎えをしましょう。



お金について

診察、入院、手術

どんなに大事に育てていても鳥は突然体調を崩したり、どんなに注意をしていても怪我をしたりすることはあります。鳥を動物病院で診てもらう診察代や薬代は結構かかります。お迎え時には一通りの健康診断を受診することをおすすめしますが、そのようなトータルで診る検査だと軽く1万円を超えてしまいます。また、手術や入院となるともっと高額な医療費がかかると思ってください。

ちなみに ↑ の画像のオカメインコのリンゴくんは、お迎えしてすぐの健康診断で腎臓を患っていることが分かり、週1ペースでの受診や数回の入院を余儀なくされました。しかし残念ながら、お迎えして6ヶ月ほどでお空へ旅立ちました。闘病期間中はとにかく助けてあげたくて、お金のことはあまり考えず治療を続けましたし、後悔はしていませんが、現実的に掛かった費用はウン十万円を超えました。文鳥やセキセイインコさんだと、ペットショップで数千円で販売されており、金銭的にはお迎えするハードルはとても低いです。しかし、これから人生をともにする鳥をずっとサポートするだけの余裕があるのか、自分の経済状況も考慮してからお迎えを考えましょう。


エアコン代

このグラフは2017年10月から2018年9月まで1年間の僕の部屋(ワンルームで約8畳)の電気料金の推移です。

鳥との暮らしにおいて温度管理は必須です。成鳥であれば、神経質になるほどの温度管理は必要ありませんが、ある程度は快適な室温の環境で暮らしてほしいものです。鳥は寒さに弱い(特に幼鳥時代や体調不良時など)と言われています。このグラフでも暖房費が結構かさんでいることが分かります。これは外出時にも暖房をつけているためだと思われます。

生活の制限について

外泊や旅行

鳥をひとりでお留守番させることが出来るのは(餌や水はたっぷりとセットして出掛けたとしても)、せいぜい一泊二日くらいでしょう。それ以上の外泊になる場合は、動物病院のホテルサービスやペットシッター、あるいは鳥の飼育経験がある友人や家族などに預けましょう。旅行がライフワーク!という人は、鳥を預けることが出来る先を確保出来るかどうか考慮してから、お迎えしましょう。




以上のような数々のデメリットを受け入れることが出来るならば、ぜひ、鳥をお迎えすることをおすすめします。

鳥さんを万全な状態でお迎えすることが出来るならば、ここに挙げたデメリット以上にたくさんのメリットや幸せを感じることが出来ますよ。素敵なバードライフを!

ひとし


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